次の文章において, 内に入るもっとも適切なものを下欄の選択肢からひとつ選べ。ただし,各選択肢を複数回用いることはない。
① 作業における現状の問題点を発見し,より良い作業状態を生み出す活動が改善活動であり,その取組み方法の一つに (1) 活動がある。 (1) 活動は,同じ職場や同じ目的をもった人たちが集まり,共通の目的を達成するためのグループ活動である。この活動は,職場別グループと目的別グループの主に二つの形態に分類することができる。
② 問題解決を図っていくために,同じ職場の人たちが集まるのが職場別グループである。QCサークルに代表される活動であり,活動を (2) に運営するのが特徴である。なお,QCサークルとは,現場で働く人々が (3) に製品・サービス・仕事などの (4) の管理・改善を行う小グループである。
③ プロジェクトチームに代表されるものが目的別グループである。特定の要求目標を達成するために,企業内から(必要に応じて企業外からも)その達成にもっとも適切な (5) を集めて作られたチームである。目的別グループは,基本的に開始・終了日が決められ,この一定期間内に (6) をもっとも効率よく使い,目標を達成することが求められる。この活動はプロジェクトの進行に伴い,必要に応じて (5) の編成や投入量を変えることもあり,完了したら (7) するのが特徴である。
(1)〜(4)の選択肢
- 継続的
- 自主的
- 自由
- 質
- 量
- 品質改善
- 小集団
(5)〜(7)の選択肢
- 資金
- メンバー
- 経営資源
- 時間
- 問題
- 解散
- 再編成
解答
(1) | (2) | (3) | (4) |
キ | イ | ア | エ |
(5) | (6) | (7) | |
イ | ウ | カ |
解説
① 作業における現状の問題点を発見し,より良い作業状態を生み出す活動が改善活動であり,その取組み方法の一つに 小集団 活動がある。 小集団 活動は,同じ職場や同じ目的をもった人たちが集まり,共通の目的を達成するためのグループ活動である。この活動は,職場別グループと目的別グループの主に二つの形態に分類することができる。
職場別・目的別グループなどの表現から,小集団活動についての説明であることがわかります。
② 問題解決を図っていくために,同じ職場の人たちが集まるのが職場別グループである。QCサークルに代表される活動であり,活動を 自主的 に運営するのが特徴である。なお,QCサークルとは,現場で働く人々が 継続的 に製品・サービス・仕事などの 質 の管理・改善を行う小グループである。
小集団活動は,原則的に自主的に運営するものです。
また,QCサークルは,継続的に質の改善を行う小グループのことです。
③ プロジェクトチームに代表されるものが目的別グループである。特定の要求目標を達成するために,企業内から(必要に応じて企業外からも)その達成にもっとも適切な メンバー を集めて作られたチームである。目的別グループは,基本的に開始・終了日が決められ,この一定期間内に 経営資源 をもっとも効率よく使い,目標を達成することが求められる。この活動はプロジェクトの進行に伴い,必要に応じて メンバー の編成や投入量を変えることもあり,完了したら 解散 するのが特徴である。
目的別グループは,企業内外からメンバーを集め,限られた経営資源の中で活動します。また,完了後には通常解散します。