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適性科目 平成28年度 Ⅱ-2

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 技術士や技術者の継続的な資質向上のための取組をCPD(Continuing Professional Development)と呼ぶが,次のア〜エの記述について,正しいものは⭕️,誤っているものは✖️として,最も適切な組合せはどれか。

  1. 技術者はCPDへの取組を記録し,その内容について証明可能な状態にしておく必要があるとされるので,記録や内容の証明がないものは実施の事実があったとしてもCPDとして有効と認められない場合がある。
  2. 技術士は常にCPDによって,業務に関する知識及び技能の水準を向上させる努力をすることが求められている。
  3. 技術提供サービスを行うコンサルティング企業に勤務し,日常の業務として自身の技術分野に相当する業務を遂行しているのであれば,それ自体がCPDの要件をすべて満たしている。
  4. CPDへの適切な取組を促すため,それぞれの学協会は積極的な支援を行うとともに質や量のチェックシステムを導入して,資格継続に制約を課している場合がある。
 
✖️ ⭕️ ✖️ ⭕️
✖️ ⭕️ ⭕️ ✖️
⭕️ ⭕️ ✖️ ⭕️
⭕️ ⭕️ ✖️ ✖️
⭕️ ✖️ ⭕️ ⭕️

解答・解説

解答

 ③

解説

  1. 技術者はCPDへの取組を記録し,その内容について証明可能な状態にしておく必要があるとされるので,記録や内容の証明がないものは実施の事実があったとしてもCPDとして有効と認められない場合がある。 ⭕️
    正しいです。

  2. 技術士は常にCPDによって,業務に関する知識及び技能の水準を向上させる努力をすることが求められている。 ⭕️
    正しいです。

  3. 技術提供サービスを行うコンサルティング企業に勤務し,日常の業務として自身の技術分野に相当する業務を遂行しているのであれば,それ自体がCPDの要件をすべて満たしている。 ❌
    日常業務だけでは,CPD要件を満たしていることにはなりません。

  4. CPDへの適切な取組を促すため,それぞれの学協会は積極的な支援を行うとともに質や量のチェックシステムを導入して,資格継続に制約を課している場合がある。 ⭕️
    正しいです。