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適性科目 平成26年度 Ⅱ-3

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 研究活動の不正が発覚すると,社会はその研究の成果を信用しなくなるし,研究者や研究組織をも信用しなくなる。それは科学技術の健全な発展を阻害することにつながる。高等教育を受ける者は,実験や卒業論文,卒業研究等を通して,実験データの取り扱い方やレポートの書き方等を学び,何が研究活動の不正なのかについて具体的に理解を深め,不正を行わない自律意識を身につけなければならない。
 研究不正には,研究における「不正行為」と研究費の「不正使用」の2つがある。このうちの「不正行為」に関する次のア)〜ウ)の記述について,正しいものは◯,誤っているものは×として最も適切な組合せはどれか。

  1. ねつ造
    存在しないデータ,研究結果等を作成すること。
  2. 改ざん
    研究資料・機器・過程を変更する操作を行い,データ,研究活動によって得られた結果等を真正でないものに加工すること。
  3. 盗用
    他の研究者のアイディア,分析・解析方法,データ,研究結果,論文又は用語を,当該研究者の了解若しくは適切な表示なく流用すること。
 
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解答・解説

解答

 ①

解説

  1. ねつ造
    存在しないデータ,研究結果等を作成すること。
     ⭕️
    適切です。

  2. 改ざん
    研究資料・機器・過程を変更する操作を行い,データ,研究活動によって得られた結果等を真正でないものに加工すること。
     ⭕️
    適切です。

  3. 盗用
    他の研究者のアイディア,分析・解析方法,データ,研究結果,論文又は用語を,当該研究者の了解若しくは適切な表示なく流用すること。
     ⭕️
    適切です。