資格部

資格・検定の試験情報、対策方法、問題解説などをご紹介

基礎科目 令和元年度再試験 Ⅰ-2-3

◀︎ 前へ次へ ▶︎️

 B(バイト)は,データの大きさや記憶装置の容量を表す情報量の単位である。 1KB(キロバイト)は,10進数を基礎とした記法では103B(= 1000B),2進数を基礎とした記法では210B(= 1024B)の情報量を表し,この二つの記法が混在して使われている。10進数を基礎とした記法で容量が720KB(キロバイト)と表されるフロッピーディスク(記録媒体)の容量を,2進数を基礎とした記法で表すと,

 720 × ( 1000 / 1024 ) ≈ 720 × 0.9765 ≈ 703.1

より,概算値で703KB(キロバイト)となる。

 1TB(テラバイト)も,10進数を基礎とした記法では1012B(= 10004B),2進数を基礎とした記法では240B(= 10244B)の情報量を表し,この二つの記法が混在して使われている。10進数を基礎とした記法で容量が2TB(テラバイト)と表されるハードディスクの容量を,2進数を基礎とした記法で表したとき,最も適切なものはどれか。

① 1.6TB

② 1.8TB

③ 2.0TB

④ 2.2TB

⑤ 2.4TB

 

解答・解説

解答

 ②

解説

 10を基数とした一定の容量を,2を基数とした容量で表すと10を基数とした場合よりも小さくなります。
 例えば,1KBの場合は,1KB(10基数)= 1 × 1000/1024 ≒ 0.977 となります。

 厳密に計算すると,以下のようになります。
  2 × 1,000,000,000,000/1,024 × 1,024 × 1,024 × 1,024 ≒ 1.819

参考情報

過去の出題
オンラインテキスト

(準備中)