長さがL,抵抗がrの導線を複数本接続して,下図に示すような3種類の回路(a),(b),(c)を作製した。(a),(b),(c)の各回路におけるAB間の合成抵抗の大きさをそれぞれRa,Rb,Rcとするとき,Ra,Rb,Rcの大小関係として,最も適切なものはどれか。ただし,導線の接合点で付加的な抵抗は存在しないものとする。
① Ra < Rb < Rc
② Ra < Rc < Rb
③ Rc < Ra < Rb
④ Rc < Rb < Ra
⑤ Rb < Ra < Rc
解答
②
解説
それぞれの合成抵抗の大きさを求めると,次の通りになります。
- 2個の並列回路が2つ直列になっている回路とみなせるので,
Ra = r / 2 + r / 2 = r - 2個の並列回路が2つと4個の並列回路が2つの計4つが直列になっている回路とみなせるので,
Rb = r /2 + r / 4 + r / 4 + r / 2 = 1.5r
Rc = 1.4r
よって,Ra < Rc < Rb が正解です。
参考情報
過去の出題
なし
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