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基礎科目 平成28年度 Ⅰ-5-1

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 下図は,平成24年度における産業廃棄物の処理の流れを概算値で表したものである。排出量379百万トンの75%強にあたる290百万トンが中間処理されて減量化されたのち,再生利用もしくは最終処分され,残る25%弱は直接再生利用されるか直接最終処分されている。次の記述のうち,最も不適切なものはどれか。

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① 直接再生利用された量は83百万トンで,再生利用量のおよそ40%である。

② 再生利用量は排出量のおよそ55%で,最終処分量のおよそ16倍である。

③ 中間処理後に再生利用された量は124百万トンで,直接再生利用された量のおよそ1.5倍である。

④ 中間処理により減量化された量は159百万トンで,排出量のおよそ42%である。

⑤ 直接最終処分された量は60百万トンで,排出量のおよそ16%である。

 

 

解答

 ⑤

解説

① 直接再生利用された量は83百万トンで,再生利用量のおよそ40%である。
適切です。

② 再生利用量は排出量のおよそ55%で,最終処分量のおよそ16倍である。
適切です。

③ 中間処理後に再生利用された量は124百万トンで,直接再生利用された量のおよそ1.5倍である。
適切です。

④ 中間処理により減量化された量は159百万トンで,排出量のおよそ42%である。
適切です。

⑤ 直接最終処分された量は60百万トンで,排出量のおよそ16%である。
図から,直接最終処分量 + △△△量(7百万トン) = 最終処分量(13百万トン) であることがわかりますので,直接最終処分量は,6百万トンになります。

参考情報

過去の出題

 なし

オンラインテキスト

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