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基礎科目 平成27年度 Ⅰ-4-4

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 資源と金属製造に関する次の記述の,   に入る金属の組合せとして最も適切なものはどれか。

 金属の地殻中の存在量は, ア  イ より多いが,年間世界生産量は イ の方が多い。 ウ は存在量が少なく可採年数も短いため,資源節約の面からみればリサイクルの重要性が高い。金属製造のための鉱石は,ほとんどが酸化鉱であるが, ウ は硫化鉱, エ は炭酸塩鉱も原料となる。反応性に富む卑金属は,炭素材素を用いた普通の還元法では金属採取が困難であるため, ア  エ は溶融塩電解法が工業化されている。また, オ は,電解法で作製した エ を使って,塩化物から金属への還元が行われており, ア から オ の中でトン当たりの価格は オ が最も高い。

 
Al Fe Zn Mg Ti
Al Mg Zn Fe Ti
Ti Fe Al Mg Zn
Ti Fe Al Zn Mg
Ti Mg Al Fe Zn

 

解答

 ①

解説

 選択肢の中で,トン当たりの価格が最も高い金属 オ Tiであり,生産量が多い金属 イ Feであることから,選択肢①であることが絞れます。
 穴埋めした文章は次の通りです。

 金属の地殻中の存在量は, Al  Fe より多いが,年間世界生産量は Fe の方が多い。 Zn は存在量が少なく可採年数も短いため,資源節約の面からみればリサイクルの重要性が高い。金属製造のための鉱石は,ほとんどが酸化鉱であるが, Zn は硫化鉱, Mg は炭酸塩鉱も原料となる。反応性に富む卑金属は,炭素材素を用いた普通の還元法では金属採取が困難であるため, Al  Mg は溶融塩電解法が工業化されている。また, Ti は,電解法で作製した Mg を使って,塩化物から金属への還元が行われており, Al から Ti の中でトン当たりの価格は Ti が最も高い。

参考情報

過去の出題
  • 平成17年度 Ⅰ-4-4
オンラインテキスト

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