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基礎科目 平成27年度 Ⅰ-1-1

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 下図に示される左端から右端に電流を流す回路システムA,B,Cを考える。システムAは信頼度0.9の単独回路からなり,Bは信頼度0.9の回路2つが直列につながったもの,Cは信頼度0.9の回路2つが並列につながったものである。各回路の故障が独立事象であるとき,システムA,B,Cの電流が流せる信頼度の大小関係として最も適切なものはどれか。

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① B > A > C

② B > A = C

③ B = A = C

④ B < A = C

⑤ B < A < C

 

 

解答

 ⑤

解説

 直列は信頼度の積になります。よって,システムBの信頼度は,
  0.9 × 0.9 = 0.81
です。

 並列は 1 − { ( 1 − 信頼度 ) の積 } になります。よって,システムCの信頼度は,
  1 - { ( 1 − 0.9 ) × ( 1 − 0.9 ) } = 0.99
です。

 システムAの信頼度は0.9のため,B < A < Cとなります。

参考情報

過去の出題

 なし

オンラインテキスト

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