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基礎科目 平成26年度 Ⅰ-4-6

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 生物の元素組成は地球表面に存在する非生物の元素組成とは著しく異なっている。生物や細胞の化学組成に関する次の記述のうち,最も不適切なものはどれか。

① 細胞を構成する総原子数の99%を主要4元素(水素,酸素,リン,炭素)が占める。

② 元素の組成比はすべての生物で同様で,生物体中の総原子数の60%以上が水素原子である。

③ 水は細菌細胞の質量の約70%を占める。

④ 細胞内の主な有機小分子は,糖,アミノ酸,脂肪酸,ヌクレオチドである。

⑤ ヌクレオチドは核酸の構成単位である。

 

 

解答

 ①

解説

① 細胞を構成する総原子数の99%を主要4元素(水素,酸素,リン,炭素)が占める。
細胞の主要素は,水素,酸素,窒素,炭素のため,不適切です。

② 元素の組成比はすべての生物で同様で,生物体中の総原子数の60%以上が水素原子である。
適切です。

③ 水は細菌細胞の質量の約70%を占める。
適切です。

④ 細胞内の主な有機小分子は,糖,アミノ酸,脂肪酸,ヌクレオチドである。
適切です。

⑤ ヌクレオチドは核酸の構成単位である。
適切です。

参考情報

過去の出題

 なし

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