自然数A,Bに対して,AをBで割った商をQ,余りをRとすると,AとBの公約数がBとRの公約数でもあり,逆にBとRの公約数はAとBの公約数である。ユークリッドの互除法は,このことを,余りRが0になるまで,繰り返すことによって,AとBの最大公約数を求める手法である。このアルゴリズムを次のような流れ図で表した。流れ図中の,(ア)〜(ウ)に入る式又は記号の組合せとして最も適切なものはどれか。
ア | イ | ウ | |
① | R = 0 | R ≠ 0 | A |
② | R = 0 | R ≠ 0 | B |
③ | R = 0 | R ≠ 0 | R |
④ | R ≠ 0 | R = 0 | A |
⑤ | R ≠ 0 | R = 0 | B |
解答
②
解説
Rが0になるまで繰り返す,という条件から,アはR=0です。
アと逆の条件になるため,イはR≠0となります。
ウはAとBの最大公約数であり,設問にAをBで割ったとされているため,Bが最大公約数となります。
参考情報
過去の出題
なし
オンラインテキスト
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