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基礎科目 平成26年度 Ⅰ-1-4

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 下図に示される左端から右端に情報を伝達するシステムの設計を考える。図中の数値は,構成する各要素の信頼度を示す。また,要素が並列につながっている部分は,少なくともどちらか一方が正常であれば,その部分は正常に作動する。システムAのシステム全体の信頼度とシステムBのシステム全体の信頼度を同じとしたい。このとき,システムBの各要素の信頼度Xに最も近い値はどれか。なお,システムBを構成する各要素の信頼度は同じであるとする。

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① 0.87 ② 0.90 ③ 0.93 ④ 0.96 ⑤ 0.99

 

解答

 ③

解説

 直列は信頼度の積並列は 1 − { ( 1 − 信頼度 ) の積 }で信頼度を求めます。

 システムAの信頼度は,
  0.90 × { ( 1 − ( 1 − 0.90 ) × ( 1 − 0.90 ) } × 0.90 = 0.8019
になりますので,システムBの信頼度が同じになるためには,
  X × X × X = 0.819
  X ≒ 0.93
となります。

参考情報

過去の出題

 なし

オンラインテキスト

(作成中)