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基礎科目 平成25年度 Ⅰ-5-1

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 石油情勢に関する次の記述の,   に入る数値又は語句の組合せとして,最も適切なものはどれか。

 日本で消費されている原油はそのほとんどを輸入に頼っているが,財務省貿易統計によれば輸入原油の中東地域への依存度(数量ベース)は2012年で約 ア %と高く,その大半は同地域における地政学的リスクが大きい イ 海峡を経由して運ばれている。また,同年における最大の輸入相手国は ウ である。鉱物性燃料における原油(粗油を含む)及び石油製品の輸入金額が日本の総輸入金額に占める割合は,東日本大震災のあった翌年の2012年には約 エ %となった。

 
93 マラッカ クウェート 21
93 ホルムズ サウジアラビア 42
83 マラッカ サウジアラビア 42
83 ホルムズ クウェート 42
83 ホルムズ サウジアラビア 21

 

解答

 ⑤

解説

 原油の依存度・輸入に関する穴埋め問題です。ポイントは以下です。

  • 日本の原油消費は99%以上を輸入に頼っており,その内8割を中東から輸入しています。
  • 国別ではサウジアラビアからの輸入量が最も多いです。
  • ホルムズ海峡は,ペルシャ湾の出入り口であり,原油輸入の際の通り道になります。

 これらを踏まえ,適切に穴埋めすると次の通りになります。

 日本で消費されている原油はそのほとんどを輸入に頼っているが,財務省貿易統計によれば輸入原油の中東地域への依存度(数量ベース)は2012年で約 83 %と高く,その大半は同地域における地政学的リスクが大きい ホルムズ 海峡を経由して運ばれている。また,同年における最大の輸入相手国は サウジアラビア である。鉱物性燃料における原油(粗油を含む)及び石油製品の輸入金額が日本の総輸入金額に占める割合は,東日本大震災のあった翌年の2012年には約 21 %となった。

参考情報

過去の出題

 なし

オンラインテキスト

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