水の流れに関する次の記述のうち,最も不適切なものはどれか。
① 解析の便宜上,粘性を考えない流体を完全流体という。
② 流速や流れの規模が大きくなると,流れは層流から乱流に変わる。
③ 圧縮性の影響を無視できるか否かによって,圧縮性流体と非圧縮性流体とに分けられる。
④ 流れは時間的,空間的に変化するかどうかで分類され,流速・水深が時間的に変化する流れを不等流という。
⑤ 自由表面を持ち,水が大気に接しながら流れるものを開水路の流れという。
解答・解説
解答
④
解説
① 解析の便宜上,粘性を考えない流体を完全流体という。
適切です。
② 流速や流れの規模が大きくなると,流れは層流から乱流に変わる。
適切です。
③ 圧縮性の影響を無視できるか否かによって,圧縮性流体と非圧縮性流体とに分けられる。
適切です。
④ 流れは時間的,空間的に変化するかどうかで分類され,流速・水深が時間的に変化する流れを不等流という。
不等流とは,流速が時間と関係なく一定(定常流)で,場所によって流速・推進が変化する流れを指します。
⑤ 自由表面を持ち,水が大気に接しながら流れるものを開水路の流れという。
適切です。