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専門科目(建設部門) 平成29年度 Ⅲ-12

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 コンクリートの品質に関する次の記述のうち,最も適切なものはどれか。

① 施工を適切かつ効率的に行い,欠陥の少ないコンクリート構造物を造るためには,使用するコンクリートが運搬,打込み,締固め,仕上げ等の作業に適する強度を有していなければならない。

② コンクリート構造物がその供用期間中,所定の安全性や供用性を有しているためには,使用するコンクリートが,ワーカビリティーを有しなければならない。

③ コンクリート構造物の内部に配置された鋼材が長期にわたって所要の機能を発揮するためには,コンクリート中の酸性状態を保ち続ける必要がある。

④ コンクリート構造物においては,ひび割れの発生しにくいコンクリートを用いることは極めて重要である。したがって,構造物に悪影響を及ぼさない程度のひび割れも許容しないようにするのがよい。

⑤ コンクリート構造物の建設に際して,常に品質の安定したコンクリートが供給されることは極めて重要であり,このためには,特に材料の品質管理とコンクリートの製造管理を十分に行うことが大切である。

解答・解説

解答

      ⑤

解説

 XXX

① 施工を適切かつ効率的に行い,欠陥の少ないコンクリート構造物を造るためには,使用するコンクリートが運搬,打込み,締固め,仕上げ等の作業に適する強度を有していなければならない。
XXX

② コンクリート構造物がその供用期間中,所定の安全性や供用性を有しているためには,使用するコンクリートが,ワーカビリティーを有しなければならない。
XXX

③ コンクリート構造物の内部に配置された鋼材が長期にわたって所要の機能を発揮するためには,コンクリート中の酸性状態を保ち続ける必要がある。
XXX

④ コンクリート構造物においては,ひび割れの発生しにくいコンクリートを用いることは極めて重要である。したがって,構造物に悪影響を及ぼさない程度のひび割れも許容しないようにするのがよい。
XXX

⑤ コンクリート構造物の建設に際して,常に品質の安定したコンクリートが供給されることは極めて重要であり,このためには,特に材料の品質管理とコンクリートの製造管理を十分に行うことが大切である。
適切です。