一様勾配・一様断面の開水路の水理解析に関する次の記述のうち,最も不適切なものはどれか。
① 開水路の流れは,フルード数が1より小さい常流と,フルード数が1を超える射流フルード数が1の限界流に分けられる。
② マニングの平均流速公式によると,開水路の平均流速は粗度係数に比例する。
③ 等流水深は水路勾配が大きいほど減少するが,限界水深は水路勾配によらない。
④ 限界勾配より緩い勾配の水路においては,等流水深は限界水深よりも大きい。
⑤ 限界勾配より急な勾配の水路においては,射流の水面形は下流側で等流水深に漸近する。
解答
②
解説
① 開水路の流れは,フルード数が1より小さい常流と,フルード数が1を超える射流フルード数が1の限界流に分けられる。
適切です。
② マニングの平均流速公式によると,開水路の平均流速は粗度係数に比例する。
マニングの平均流速公式によると,開水路の平均流速は粗度係数に反比例します。
③ 等流水深は水路勾配が大きいほど減少するが,限界水深は水路勾配によらない。
適切です。
④ 限界勾配より緩い勾配の水路においては,等流水深は限界水深よりも大きい。
適切です。
⑤ 限界勾配より急な勾配の水路においては,射流の水面形は下流側で等流水深に漸近する。
適切です。