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専門科目(建設部門) 平成28年度 Ⅲ-10

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 コンクリートに関する次の記述のうち,最も不適切なものはどれか。

① コンクリートの圧縮強度は,一般に水セメント比が大きくなるほど小さくなる。

② コンクリートの引張強度は,一般に「コンクリートの割裂引張強度試験方法」によって求める。

③ コンクリートの乾燥収縮は,一般に単位水量が多いほど大きくなる。

④ コンクリートの中性化速度は,一般に水セメント比が大きくなるほど遅くなる。

⑤ コンクリートの凍害対策の1つとして,水セメント比を小さくすることが挙げられる。

 

解答

      ④

解説

① コンクリートの圧縮強度は,一般に水セメント比が大きくなるほど小さくなる。
適切です。

② コンクリートの引張強度は,一般に「コンクリートの割裂引張強度試験方法」によって求める。
適切です。

③ コンクリートの乾燥収縮は,一般に単位水量が多いほど大きくなる。
適切です。

④ コンクリートの中性化速度は,一般に水セメント比が大きくなるほど遅くなる。
コンクリートの中性化速度は,一般に水セメント比が小さくなるほど遅くなります。

⑤ コンクリートの凍害対策の1つとして,水セメント比を小さくすることが挙げられる。
適切です。