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専門科目(建設部門) 平成27年度 Ⅲ-33

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 施工計画に関する次の記述のうち,最も不適切なものはどれか。

① 仮設構造物は,使用期間も短く,作用荷重も限られる場合が多いため,本体構造物に比べ小さな安全率が適用される傾向にある。

② 工事用の仮橋では,桁の支間長が5~6mの場合は,活荷重としてT荷重で設計することができる。

③ 土留め工は,掘削深度が小さい場合や地盤が比較的良好な場合,土留め壁の変形を無視した手法で設計しても全体の安全性を著しく低下させるほどではない。

④ 型枠支保工を取り外す順序は,同じ構造物でも比較的荷重を受けない部分をまず取り外し,その後残りの重要な部分を取り外す。

⑤ 河川仮締切り工は,河川管理者より河川の占用面積や占用期間に制約条件が付されるため,出水期と呼ばれる6月から10月にかけて工事が行われる場合が多い。

 

解答

      ⑤

解説

① 仮設構造物は,使用期間も短く,作用荷重も限られる場合が多いため,本体構造物に比べ小さな安全率が適用される傾向にある。
適切です。

② 工事用の仮橋では,桁の支間長が5~6mの場合は,活荷重としてT荷重で設計することができる。
適切です。

③ 土留め工は,掘削深度が小さい場合や地盤が比較的良好な場合,土留め壁の変形を無視した手法で設計しても全体の安全性を著しく低下させるほどではない。
適切です。

④ 型枠支保工を取り外す順序は,同じ構造物でも比較的荷重を受けない部分をまず取り外し,その後残りの重要な部分を取り外す。
適切です。

⑤ 河川仮締切り工は,河川管理者より河川の占用面積や占用期間に制約条件が付されるため,出水期と呼ばれる6月から10月にかけて工事が行われる場合が多い。
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