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専門科目(建設部門) 平成26年度 Ⅲ-18

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 河川護岸に関する次の記述のうち,最も不適切なものはどれか。

① 護岸は,洪水時の侵食作用に対して堤防を保護することを主たる目的として設置される。

② 護岸ののり覆工は,護岸の構造の主たる部分を占めるものであり,流水・流木の作用土圧等に対して安全な構造となるよう設計するものとする。

③ 護岸の基礎工は,洪水による洗掘等を考慮して,のり覆工を支持できる構造とする。

④ 護岸の根固工は,河床の変動等を考慮して,基礎工が安全となる構造とするものとする。

⑤ 高水敷の河岸に設置される護岸の天端工は,高水護岸が流水により裏側から侵食されることを防止するため設けるものである。

 

解答

      ⑤

解説

① 護岸は,洪水時の侵食作用に対して堤防を保護することを主たる目的として設置される。
適切です。

② 護岸ののり覆工は,護岸の構造の主たる部分を占めるものであり,流水・流木の作用土圧等に対して安全な構造となるよう設計するものとする。
適切です。

③ 護岸の基礎工は,洪水による洗掘等を考慮して,のり覆工を支持できる構造とする。
適切です。

④ 護岸の根固工は,河床の変動等を考慮して,基礎工が安全となる構造とするものとする。
適切です。

⑤ 高水敷の河岸に設置される護岸の天端工は,高水護岸が流水により裏側から侵食されることを防止するため設けるものである。
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