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専門科目(建設部門) 平成25年度 Ⅲ-35

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 環境に関する次の記述のうち,最も不適切なものはどれか。

① 微小粒子状物質(PM2.5)とは大気中に浮遊している直径2.5pm以下の小さな粒子のことで,人の呼吸器系などへの影響が懸念されている。

② 富栄養化とは,湖沼や内湾などの閉鎖性水域で窒素,リンなどの栄養塩類の過剰な流入により,水域の一次生産量が異常に増大して生態系に異変が生じ,水質が累進的に悪化する現象をいう。

③ 地球温暖化により,地球全域で降水量が増加傾向にある。

④ ゼロ・エミッションは,産業活動により発生する環境汚染物質,廃棄物,排熱など,すべての排出物を可能な限り最小化しようという環境運動である。

⑤ BOD(生物化学的酸素要求量)とは,水中の有機物質などが生物化学的に酸化・分解される際に消費される酸素量のことである。

 

解答

      ③

解説

① 微小粒子状物質(PM2.5)とは大気中に浮遊している直径2.5pm以下の小さな粒子のことで,人の呼吸器系などへの影響が懸念されている。
適切です。

② 富栄養化とは,湖沼や内湾などの閉鎖性水域で窒素,リンなどの栄養塩類の過剰な流入により,水域の一次生産量が異常に増大して生態系に異変が生じ,水質が累進的に悪化する現象をいう。
適切です。

③ 地球温暖化により,地球全域で降水量が増加傾向にある。
XXX

④ ゼロ・エミッションは,産業活動により発生する環境汚染物質,廃棄物,排熱など,すべての排出物を可能な限り最小化しようという環境運動である。
適切です。

⑤ BOD(生物化学的酸素要求量)とは,水中の有機物質などが生物化学的に酸化・分解される際に消費される酸素量のことである。
適切です。