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専門科目(建設部門) 平成25年度 Ⅲ-23

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 空港に関する次の記述のうち,最も不適切なものはどれか。

① 航空機の離着陸が風上に向かって行われることが安全かつ有利であることから,できる限り恒風方向にあうように滑走路の方向選定を行う必要がある。

② 滑走路の長さは,気温,標高,滑走路の縦断勾配などの諸条件を考慮して,決定する必要がある。

③ 滑走路面のグルービングは,湿潤状態の滑走路で航空機の高速走行時に起きやすいハイドロプレーニング現象を抑制し安全の確保を図るものである。

④ エプロンとは,航空機が駐機し,旅客,貨物の取扱い,給油,航空機整備など,様々な作業が行われる場所のことである。

⑤ 着陸帯とは離着陸の際に滑走路から逸脱したり,着陸を断念して再度上空へ向かう場合にその安全性を確保するため,滑走路に平行に設けられる誘導路のことである。

 

解答

      ⑤

解説

① 航空機の離着陸が風上に向かって行われることが安全かつ有利であることから,できる限り恒風方向にあうように滑走路の方向選定を行う必要がある。
適切です。

② 滑走路の長さは,気温,標高,滑走路の縦断勾配などの諸条件を考慮して,決定する必要がある。
適切です。

③ 滑走路面のグルービングは,湿潤状態の滑走路で航空機の高速走行時に起きやすいハイドロプレーニング現象を抑制し安全の確保を図るものである。
適切です。

④ エプロンとは,航空機が駐機し,旅客,貨物の取扱い,給油,航空機整備など,様々な作業が行われる場所のことである。
適切です。

⑤ 着陸帯とは離着陸の際に滑走路から逸脱したり,着陸を断念して再度上空へ向かう場合にその安全性を確保するため,滑走路に平行に設けられる誘導路のことである。
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