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専門科目(建設部門) 平成25年度 Ⅲ-14

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 コンクリートに関する次の記述のうち,最も適切なものはどれか。

① コンクリートのワーカビリティーの判定に用いられるスランプ試験やスランプフロー試験は,JISに規定されており,現場において簡便に行うことのできる方法として普及している。

② コンクリートに混入した空気は,コンクリートの強度を低下させたり,コンクリート「中の鉄筋を腐食させたりする原因となるため,人工的に混入させてはならない。

③ 一般の土木工事に使用されるコンクリートの圧縮強度は,5〜15N/mm2程度であるが,高強度コンクリートと呼ばれるコンクリートの圧縮強度は,その倍の30N/mm2程度である。

④ コンクリートの圧縮強度は,一般に水セメント比が大きいほど大きくなり,コンクリートの耐久性も向上する。

⑤ コンクリートの引張強度は,圧縮強度や曲げ強度に比べて低く,圧縮強度の1/3程度である。

 

解答

      ①

解説

① コンクリートのワーカビリティーの判定に用いられるスランプ試験やスランプフロー試験は,JISに規定されており,現場において簡便に行うことのできる方法として普及している。
適切です。

② コンクリートに混入した空気は,コンクリートの強度を低下させたり,コンクリート「中の鉄筋を腐食させたりする原因となるため,人工的に混入させてはならない。
XXX

③ 一般の土木工事に使用されるコンクリートの圧縮強度は,5〜15N/mm2程度であるが,高強度コンクリートと呼ばれるコンクリートの圧縮強度は,その倍の30N/mm2程度である。
XXX

④ コンクリートの圧縮強度は,一般に水セメント比が大きいほど大きくなり,コンクリートの耐久性も向上する。
XXX

⑤ コンクリートの引張強度は,圧縮強度や曲げ強度に比べて低く,圧縮強度の1/3程度である。
XXX