著作権法に関し、次のうち、最も適切なものは、どれか。
- フリーランスの映画監督が創作した映画の著作物について、著作権法上の映画の著作物の著作権の帰属に係る規定により、映画製作者に著作権が帰属した場合、当該著作物をその著作権の行使により公衆に提供・提示することについて、当該映画監督は同意したものとみなされる。
- 著作物が公衆へ提供又は提示されなければ、氏名表示権が侵害されることはない。
- 共同著作物に係る著作者人格権については、その権利行使に著作者全員の合意を必要とし、権利を代表して行使する者を定めることもできない。
- コンサートホールの耐震補強のための改築により、同ホールに施された壁画を改変することは、必ずしも当該壁画の同一性保持権の侵害とはならない。
- 法人が著作者となる場合、法人には遺族が存在しないため、その解散後は、その人格的利益は保護されない。
解答
4
解説
- フリーランスの映画監督が創作した映画の著作物について、著作権法上の映画の著作物の著作権の帰属に係る規定により、映画製作者に著作権が帰属した場合、当該著作物をその著作権の行使により公衆に提供・提示することについて、当該映画監督は同意したものとみなされる。
❌ 著18条2項3号
XXX[著18条2項3号] - 著作物が公衆へ提供又は提示されなければ、氏名表示権が侵害されることはない。
❌ 著19条1項
XXX[著19条1項] - 共同著作物に係る著作者人格権については、その権利行使に著作者全員の合意を必要とし、権利を代表して行使する者を定めることもできない。
❌ 著64条
XXX[著64条] - コンサートホールの耐震補強のための改築により、同ホールに施された壁画を改変することは、必ずしも当該壁画の同一性保持権の侵害とはならない。
⭕️ 著20条2項2号
XXX[著20条2項2号] - 法人が著作者となる場合、法人には遺族が存在しないため、その解散後は、その人格的利益は保護されない。
❌ 著60条
XXX[著60条]