ダブルビン方式の特徴はどれか。
- 単価が高く体積が大きい又は需要変動が大きい重点管理品に適する。
- 発注間隔が一定で発注量が増減する。
- 発注点と発注量が等しく,都度の在庫調査の必要がない。
- 発注点と発注量は調達リードタイムに関係しない。
解答
ウ
解説
ダブルビン方式は、1つの在庫に対して置き場を2つ用意して在庫管理する手法です。
一方の置き場を常に在庫で満たした状態にしておき、もう一方から在庫を出庫するようにすることで在庫不足を防ぎます。
- 単価が高く体積が大きい又は需要変動が大きい重点管理品に適する。
ダブルビン方式は、一般に単価が低いものかつ需要や供給が安定しているものに適しています。 - 発注間隔が一定で発注量が増減する。
ダブルビン方式では、発注間隔は一定ではなく、発注量は一定です。 - 発注点と発注量が等しく,都度の在庫調査の必要がない。
正しいです。
ダブルビン方式では、使用中の置き場が空になった時点で、置き場を満たすだけの発注をしますので、都度在庫調査する必要がありません。 - 発注点と発注量は調達リードタイムに関係しない。
発注量は、調達リードタイム中に使用する分量以上である必要がありますので、無関係ではありません。
参考情報
分野・分類
分野 | ストラテジ系 |
大分類 | 企業と法務 |
中分類 | 企業活動 |
小分類 | 業務分析・データ利活用 |
出題歴
- ST 令和5年度春期 問12
- ST 平成30年度秋期 問13