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ST 令和元年度秋期 問22

 

 投資効果の評価に用いられる内部収益率法(IRR法)を説明したものはどれか。

  1. 現金の支出(投資額)と収入(利益額)のフローを現在価値に置き換えた金額の大小によって投資の有利性を評価する方法である。
  2. 投下した資金がどれだけの期間で回収できるかによって投資の有利性を評価する方法である。
  3. 投資から回収される現金収入(利益額)の現在価値が投資額に等しくなるような割引率を求め,基準の割引率よりも大きければ有利と評価する方法である。
  4. 投資によって生じる年々の平均現金流入額を投資額で割って投資利益率を算出し,投資利益率が高ければ有利と評価する方法である。

解答・解説

解答

 ウ

解説

  1. 現金の支出(投資額)と収入(利益額)のフローを現在価値に置き換えた金額の大小によって投資の有利性を評価する方法である。
    正味現在価値法(NPV法)の説明です。

  2. 投下した資金がどれだけの期間で回収できるかによって投資の有利性を評価する方法である。
    回収期間法の説明です。

  3. 投資から回収される現金収入(利益額)の現在価値が投資額に等しくなるような割引率を求め,基準の割引率よりも大きければ有利と評価する方法である。
    正しいです。
    内部収益率法(IRR法)の説明です。

  4. 投資によって生じる年々の平均現金流入額を投資額で割って投資利益率を算出し,投資利益率が高ければ有利と評価する方法である。
    投資利益率法(ROI法)の説明です。

参考情報

分野・分類
分野 ストラテジ系
大分類 企業と法務
中分類 企業活動
小分類 会計・財務
出題歴
  • ST 令和元年度秋期 問22

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