共通フレーム2013によれば,要件定義プロセスの活動内容には,利害関係者の識別,要件の識別,要件の評価,要件の合意などがある。このうちの要件の識別において実施する作業はどれか。
- システムのライフサイクルの全期間を通して,どの工程でどの関係者が参画するのかを明確にする。
- 抽出された要件を確認して,矛盾点や曖昧な点をなくし,一貫性がある要件の集合として整理する。
- 矛盾した要件,実現不可能な要件などの問題点に対する解決方法を利害関係者に説明し,合意を得る。
- 利害関係者から要件を漏れなく引き出し,制約条件や運用シナリオなどを明らかにする。
解答
エ
解説
- システムのライフサイクルの全期間を通して,どの工程でどの関係者が参画するのかを明確にする。
利害関係者の識別において実施する作業です。 - 抽出された要件を確認して,矛盾点や曖昧な点をなくし,一貫性がある要件の集合として整理する。
要件の評価において実施する作業です。 - 矛盾した要件,実現不可能な要件などの問題点に対する解決方法を利害関係者に説明し,合意を得る。
要件の合意において実施する作業です。 - 利害関係者から要件を漏れなく引き出し,制約条件や運用シナリオなどを明らかにする。
正しいです。
要件の識別において実施する作業です。
参考情報
分野・分類
分野 | ストラテジ系 |
大分類 | システム戦略 |
中分類 | システム企画 |
小分類 | 要件定義 |
出題歴
- ST 平成30年度秋期 問5