図は,SECIモデルの知識変換プロセスに基づき,製造現場において,熟練工の技能を若手技能者に伝承する例を示したものである。dに該当する活動はどれか。ここで,ア〜エは,a〜dのいずれかに該当する。
- 現場作業やOJTを通じて,熟練工と若手技能者間において製造のための知識や課題を確認するとともに,文書化されていない技能の存在を認識する。
- 熟練工がもつ技能のうち,文章,図表,数式によって表現が可能なものを熟練工と若手技能者間において確認しながら作業手順書などの文書にまとめる。
- 若手技能者が,得られた知識をデータベースに記録し,これらを整理・分類し,組み合わせることによって,新しい作業手順を生み出す。
- 若手技能者が,得られた知識を基に実際の作業を繰り返し経験することによって,知識を自分の技能として体得する。
解答
エ
解説
SECIモデルは、暗黙知と形式知の相互変換を通して新たな知識を生み出すプロセスを次4つのステップに分けてモデル化している、知識創造プロセスのフレームワークです。
- 共同化(Socialization)
暗黙知を暗黙知として共有するプロセス - 表出化(Externalization)
暗黙知を形式知に変換するプロセス - 連結化(Combination)
形式知を形式知として結合するプロセス - 内面化(Internalization)
形式知を暗黙知として取り込むプロセス
- 現場作業やOJTを通じて,熟練工と若手技能者間において製造のための知識や課題を確認するとともに,文書化されていない技能の存在を認識する。
作成中 - 熟練工がもつ技能のうち,文章,図表,数式によって表現が可能なものを熟練工と若手技能者間において確認しながら作業手順書などの文書にまとめる。
作成中 - 若手技能者が,得られた知識をデータベースに記録し,これらを整理・分類し,組み合わせることによって,新しい作業手順を生み出す。
作成中 - 若手技能者が,得られた知識を基に実際の作業を繰り返し経験することによって,知識を自分の技能として体得する。
作成中
参考情報
分野・分類
分野 | ストラテジ系 |
大分類 | 経営戦略 |
中分類 | 経営戦略マネジメント |
小分類 | 経営管理システム |
出題歴
- ST 平成28年度秋期 問14