SHA-512/256の説明はどれか。
- 入力データにSHA-256に基づいたハッシュ関数を1回適用し,256ビットの値を出力した後,512ビットに拡張して出力する。
- 入力データにSHA-256に基づいたハッシュ関数を512回繰り返し適用し,256ビットの値を出力する。
- 入力データにSHA-512に基づいたハッシュ関数を1回適用し,512ビットの値を出力した後,256ビットに切り詰めて出力する。
- 入力データにSHA-512に基づいたハッシュ関数を256回繰り返し適用し,512ビットの値を出力する。
解答
ウ
解説
SHA-512/256は、NIST(アメリカ国立標準技術研究所)によって定義されたハッシュ関数の一つで、SHA-2(Secure Hash Algorithm 2)ファミリーに属します。
その名前が示す通り、以下の特徴を持ちます。
- 「SHA-512」に基づく
基になるハッシュアルゴリズムはSHA-512です。つまり、内部的な計算はSHA-512と同じ512ビットのワード長と処理ロジックを使用します。 - 「/256」で切り詰め
SHA-512の計算結果は512ビットのハッシュ値ですが、SHA-512/256ではその512ビットのハッシュ値のうち、先頭(または末尾、仕様によるが通常は先頭)の256ビットだけを最終的な出力として使用します。
- 入力データにSHA-256に基づいたハッシュ関数を1回適用し,256ビットの値を出力した後,512ビットに拡張して出力する。
SHA-512/256はSHA-256に基づいていません。また、ハッシュ値は通常、拡張されるのではなく切り詰められます。 - 入力データにSHA-256に基づいたハッシュ関数を512回繰り返し適用し,256ビットの値を出力する。
SHA-512/256はSHA-256に基づいていません。また、ハッシュ関数の適用回数や出力方式が異なります。 - 入力データにSHA-512に基づいたハッシュ関数を1回適用し,512ビットの値を出力した後,256ビットに切り詰めて出力する。
正しいです。
SHA-512/256の説明です。 - 入力データにSHA-512に基づいたハッシュ関数を256回繰り返し適用し,512ビットの値を出力する。
ハッシュ関数を複数回適用するわけではありません。また、出力は512ビットではなく256ビットです。
参考情報
分野・分類
| 分野 | テクノロジ系 |
| 大分類 | 技術要素 |
| 中分類 | セキュリティ |
| 小分類 | 情報セキュリティ |
出題歴
- SC 令和7年度春期 問3