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SC 令和6年度春期 問22

   

 仕様書やソースコードについて,作成者を含めた複数人で,記述されたシステムやソフトウェアの振る舞いを机上でシミュレートして,問題点を発見する手法はどれか。

  1. ウォークスルー
  2. サンドイッチテスト
  3. トップダウンテスト
  4. 並行シミュレーション

解答・解説

解答

 ア

解説

  1. ウォークスルー
    正しいです。
    ウォークスルーでは、各ステップで、想定される入力値や出力値、例外処理などを検討し、問題点や改善点を見つけ出します。比較的初期の段階から実施でき、設計段階での問題発見に有効です。

  2. サンドイッチテスト
    サンドイッチテストは、ソフトウェアのインターフェース部分を中心にテストを行う手法です。ウォークスルーよりも詳細なテストで、主に機能テストに用いられます。

  3. トップダウンテスト
    トップダウンテストは、システムを大きなモジュールから順にテストしていく手法です。上位モジュールのテストが完了してから下位モジュールをテストするため、システム全体としての整合性を確認できます。

  4. 並行シミュレーション
    並行シミュレーションは、複数のプロセスやシステムを同時にシミュレートし、相互作用を検証する手法です。大規模なシステムの性能評価や、リアルタイムシステムの動作確認などに用いられます。

参考情報

分野・分類
分野 テクノロジ系
大分類 開発技術
中分類 システム開発技術
小分類 設計
出題歴
  • SC 令和6年度春期 問22
  • AP 令和4年度秋期 問46
  • AP 平成25年度秋期 問46
  • FE 平成23年度特別 問47

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