仕様書やソースコードについて,作成者を含めた複数人で,記述されたシステムやソフトウェアの振る舞いを机上でシミュレートして,問題点を発見する手法はどれか。
- ウォークスルー
- サンドイッチテスト
- トップダウンテスト
- 並行シミュレーション
解答
ア
解説
- ウォークスルー
正しいです。
ウォークスルーでは、各ステップで、想定される入力値や出力値、例外処理などを検討し、問題点や改善点を見つけ出します。比較的初期の段階から実施でき、設計段階での問題発見に有効です。 - サンドイッチテスト
サンドイッチテストは、ソフトウェアのインターフェース部分を中心にテストを行う手法です。ウォークスルーよりも詳細なテストで、主に機能テストに用いられます。 - トップダウンテスト
トップダウンテストは、システムを大きなモジュールから順にテストしていく手法です。上位モジュールのテストが完了してから下位モジュールをテストするため、システム全体としての整合性を確認できます。 - 並行シミュレーション
並行シミュレーションは、複数のプロセスやシステムを同時にシミュレートし、相互作用を検証する手法です。大規模なシステムの性能評価や、リアルタイムシステムの動作確認などに用いられます。
参考情報
分野・分類
分野 | テクノロジ系 |
大分類 | 開発技術 |
中分類 | システム開発技術 |
小分類 | 設計 |
出題歴
- SC 令和6年度春期 問22
- AP 令和4年度秋期 問46
- AP 平成25年度秋期 問46
- FE 平成23年度特別 問47