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SA 令和4年度春期 問10

 

 故障の予防を目的とした解析手法であるFMEAの説明はどれか。

  1. 個々のシステム構成要素に起こり得る潜在的な故障モードを特定し,それらの影響度を評価する。
  2. 故障を,発生した工程や箇所などで分類し,改善すべき工程や箇所を特定する。
  3. 発生した故障について,故障の原因に関係するデータ,事象などを収集し,“なぜ”を繰り返して原因を掘り下げ,根本的な原因を追究する。
  4. 発生した故障について,その引き金となる原因を列挙し,それらの関係を木構造で表現する。

解答・解説

解答

 ア

解説

  1. 個々のシステム構成要素に起こり得る潜在的な故障モードを特定し,それらの影響度を評価する。
    正しいです。
    FMEA(Failure Mode and Effects Analysis)の説明です。

  2. 故障を,発生した工程や箇所などで分類し,改善すべき工程や箇所を特定する。
    故障分析の説明です。

  3. 発生した故障について,故障の原因に関係するデータ,事象などを収集し,“なぜ”を繰り返して原因を掘り下げ,根本的な原因を追究する。
    なぜなぜ分析の説明です。

  4. 発生した故障について,その引き金となる原因を列挙し,それらの関係を木構造で表現する。
    FTA(Fault Tree Analysis:フォルトツリー解析)の説明です。

参考情報

分野・分類
分野 テクノロジ系
大分類 開発技術
中分類 システム開発技術
小分類 保守・廃棄
出題歴
  • SA 令和4年度春期 問10
  • SA 平成29年度秋期 問12

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