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IP 法務⑫

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 コーポレートガバナンスに基づく統制を評価する対象として,最も適切なものはどれか。

  1. 執行役員の業務成績
  2. 全社員の勤務時間
  3. 当該企業の法人株主である企業における財務の健全性
  4. 取締役会の実効性

解答・解説

解答

 エ

解説

 コーポレートガバナンスとは,企業経営の透明性を確保するために,企業は誰のために経営を行っているか,トップマネジメントの構造はどうなっているか,組織内部に自浄能力をもっているかなどの視点で,企業活動を監督・監視する仕組みのことです。

  1. 執行役員の業務成績
    業務成績は,コーポレートガバナンスの評価対象ではありません。

  2. 全社員の勤務時間
    勤務時間は,コーポレートガバナンスの評価対象ではありません。

  3. 当該企業の法人株主である企業における財務の健全性
    他社の財務健全性は,コーポレートガバナンスの評価対象ではありません。

  4. 取締役会の実効性
    適切です。

参考情報

分野・分類
分野 ストラテジ系
大分類 企業と法務
中分類 法務
小分類 その他の法律・ガイドライン・技術者倫理
出典

IP 平成30年度 秋期 問10