著作権法における著作権に関する記述のうち,適切なものはどれか。
- 偶然に内容が類似している二つの著作物が同時期に創られた場合,著作権は一方の著作者だけに認められる。
- 著作権は,権利を取得するための申請や登録などの手続が不要である。
- 著作権法の保護対象には,技術的思想も含まれる。
- 著作物は,創作性に加え新規性も兼ね備える必要がある。
解答
イ
解説
- 偶然に内容が類似している二つの著作物が同時期に創られた場合,著作権は一方の著作者だけに認められる。
不適切です。偶然かつ同時に創られた著作物は,双方に著作権が認められます。 - 著作権は,権利を取得するための申請や登録などの手続が不要である。
適切です。 - 著作権法の保護対象には,技術的思想も含まれる。
不適切です。思想やアイディアは,著作権保護の対象外です。 - 著作物は,創作性に加え新規性も兼ね備える必要がある。
不適切です。著作権に著作物の新規性は求められません。
参考情報
分野・分類
分野 | ストラテジ系 |
大分類 | 企業と法務 |
中分類 | 法務 |
小分類 | 知的財産権 |
出典
IP 令和元年度 秋期 問24