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IP 法務③

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 著作権法における著作権に関する記述のうち,適切なものはどれか。

  1. 偶然に内容が類似している二つの著作物が同時期に創られた場合,著作権は一方の著作者だけに認められる。
  2. 著作権は,権利を取得するための申請や登録などの手続が不要である。
  3. 著作権法の保護対象には,技術的思想も含まれる。
  4. 著作物は,創作性に加え新規性も兼ね備える必要がある。

解答・解説

解答

 イ

解説

  1. 偶然に内容が類似している二つの著作物が同時期に創られた場合,著作権は一方の著作者だけに認められる。
    不適切です。偶然かつ同時に創られた著作物は,双方に著作権が認められます。

  2. 著作権は,権利を取得するための申請や登録などの手続が不要である。
    適切です。

  3. 著作権法の保護対象には,技術的思想も含まれる。
    不適切です。思想やアイディアは,著作権保護の対象外です。

  4. 著作物は,創作性に加え新規性も兼ね備える必要がある。
    不適切です。著作権に著作物の新規性は求められません。

参考情報

分野・分類
分野 ストラテジ系
大分類 企業と法務
中分類 法務
小分類 知的財産権
出典

IP 令和元年度 秋期 問24