インターネット販売などの巨大な取引データを高速に処理するために,NoSQLと呼ばれるデータ処理方式が使われることがある。その特性のうち結果整合性(Eventual Consistency)の説明として,適切なものはどれか。
- データを複製し,複数サイトに分散して保持するとき,コンシステントハッシング手法によって,時間帯別に格納先を固定する。
- 複数のクライアントからの更新要求が衝突する場合,ロック機構によってどちらかを待たせることで整合性を保つ。
- 分散した複製サイト間で更新内容を厳密に同期させずに,同期の一時的な遅れを許容する。
- 分散した複製サイト間で更新内容を整合させるために,2相ロック方式を採用する。
解答
ウ
解説
ー
- データを複製し,複数サイトに分散して保持するとき,コンシステントハッシング手法によって,時間帯別に格納先を固定する。
ー - 複数のクライアントからの更新要求が衝突する場合,ロック機構によってどちらかを待たせることで整合性を保つ。
ー - 分散した複製サイト間で更新内容を厳密に同期させずに,同期の一時的な遅れを許容する。
ー - 分散した複製サイト間で更新内容を整合させるために,2相ロック方式を採用する。
ー
参考情報
分野・分類
分野 | テクノロジ系 |
大分類 | 技術要素 |
中分類 | データベース |
小分類 | データベース応用 |
出題歴
- DB 平成27年度春期 問18