データベースシステムの操作の説明のうち,べき等(idempotent)な操作の説明はどれか。
- 同一の操作を複数回実行した結果と,一回しか実行しなかった結果が同一になる操作
- トランザクション内の全ての処理が成功したか,何も実行されなかったかのいずれかの結果にしかならない操作
- 一つのノードへのレコードの挿入処理を,他のノードでも実行する操作
- 複数のトランザクションを同時に実行した結果と,順番に実行した結果が同一になる操作
解答
ア
解説
- 同一の操作を複数回実行した結果と,一回しか実行しなかった結果が同一になる操作
正しいです。
べき等(idempotent)な操作の説明です。 - トランザクション内の全ての処理が成功したか,何も実行されなかったかのいずれかの結果にしかならない操作
ACID特性の原子性の説明です。 - 一つのノードへのレコードの挿入処理を,他のノードでも実行する操作
BASE特性の結果整合性の説明です。 - 複数のトランザクションを同時に実行した結果と,順番に実行した結果が同一になる操作
ACID特性の独立性の説明です。
参考情報
分野・分類
分野 | テクノロジ系 |
大分類 | 技術要素 |
中分類 | データベース |
小分類 | トランザクション処理 |
出題歴
- AP 令和5年度春期 問28