undo/redo方式を用いた障害回復におけるログ情報の要否として，適切な組合せはどれか。
| 更新前情報 | 更新後情報 | |
| ア | 必要 | 必要 |
| イ | 必要 | 不要 |
| ウ | 不要 | 必要 |
| エ | 不要 | 不要 |
解答
ア
解説
undo/redo方式は、データベースの障害回復方式の一つで、現在DBMSの多くで採用されています。
undo/redo方式では、各トランザクションの状態により、ログファイルの更新前情報を利用したロールバック処理と、ログファイルの更新後情報を利用したロールフォワード処理を使い分けます。
下図のような場合、一旦チェックポイントに戻した後、T2をロールバック、T4・T5をロールフォワードします。
したがって、undo/redo方式では、更新前情報と更新後情報のいずれも必要です。
参考情報
分野・分類
| 分野 | テクノロジ系 |
| 大分類 | 技術要素 |
| 中分類 | データベース |
| 小分類 | トランザクション処理 |
出題歴
- AP 令和4年度春期 問29
