CAP定理におけるAとPの特性をもつ分散システムの説明として,適切なものはどれか。
- 可用性と整合性と分断耐性の全てを満たすことができる。
- 可用性と整合性を満たすが分断耐性を満たさない。
- 可用性と分断耐性を満たすが整合性を満たさない。
- 整合性と分断耐性を満たすが可用性を満たさない。
解答
ウ
解説
CAP定理とは、分散システムの特性を表すもので、次の3つの要素を全てを同時に満たすことはできない、ということを示したものです。ブリュワーの定理ともいいます。
- Consistency(一貫性・整合性)
- Availability(可用性)
- Partition-tolerance(分断耐性)
- 可用性と整合性と分断耐性の全てを満たすことができる。
AとCとP全ての特性をもつ分散システムの説明です。
(CAP定理ではありえないとされています) - 可用性と整合性を満たすが分断耐性を満たさない。
AとCの特性をもつ分散システムの説明です。 - 可用性と分断耐性を満たすが整合性を満たさない。
正しいです。
AとPの特性をもつ分散システムの説明です。 - 整合性と分断耐性を満たすが可用性を満たさない。
CとPの特性をもつ分散システムの説明です。
参考情報
分野・分類
分野 | テクノロジ系 |
大分類 | 技術要素 |
中分類 | データベース |
小分類 | データベース方式 |
出題歴
- AP 令和4年度春期 問26