キャッシュメモリのライトスルーの説明として，適切なものはどれか。
- CPUが書込み動作をする時，キャッシュメモリだけにデータを書き込む。
- キャッシュメモリと主記憶の両方に同時にデータを書き込む。
- 主記憶のデータの変更は，キャッシュメモリから当該データが追い出される時に行う。
- 主記憶へのアクセス頻度が少ないので，バスの占有率が低い。
解答
イ
解説
キャッシュメモリへの書き込み方式には、主にライトバックとライトスルーがあります。
- ライトバック
CPUがデータをキャッシュに書き込む際、同時にメインメモリに書き込むのではなく、キャッシュ内にのみ書き込み、後でまとめてメインメモリに書き込む方式 - ライトスルー
CPUがデータをキャッシュに書き込む際、同時にメインメモリにも書き込む方式
- CPUが書込み動作をする時，キャッシュメモリだけにデータを書き込む。
ライトバックの説明です。 - キャッシュメモリと主記憶の両方に同時にデータを書き込む。
適切です。
ライトスルーの説明です。 - 主記憶のデータの変更は，キャッシュメモリから当該データが追い出される時に行う。
ライトバックの説明です。 - 主記憶へのアクセス頻度が少ないので，バスの占有率が低い。
ライトバックの説明です。
参考情報
分野・分類
| 分野 | テクノロジ系 |
| 大分類 | コンピュータシステム |
| 中分類 | コンピュータ構成要素 |
| 小分類 | メモリ |
出題歴
- AP 令和4年度秋期 問9
- AP 平成29年度春期 問10
