ICカードの耐タンパ性を高める対策はどれか。
- ICカードとICカードリーダとが非接触の状態で利用者を認証して,利用者の利便性を高めるようにする。
- 故障に備えてあらかじめ作成した予備のICカードを保管し,故障時に直ちに予備カードに交換して利用者がICカードを使い続けられるようにする。
- 信号の読み出し用プローブの取付けを検出するとICチップ内の保存情報を消去する回路を設けて,ICチップ内の情報を容易には解析できないようにする。
- 利用者認証にICカードを利用している業務システムにおいて,退職者のICカードは業務システム側で利用を停止して,他の利用者が利用できないようにする。
解答
ウ
解説
- ICカードとICカードリーダとが非接触の状態で利用者を認証して,利用者の利便性を高めるようにする。
利便性を高める対策です。 - 故障に備えてあらかじめ作成した予備のICカードを保管し,故障時に直ちに予備カードに交換して利用者がICカードを使い続けられるようにする。
可用性を高める対策です。 - 信号の読み出し用プローブの取付けを検出するとICチップ内の保存情報を消去する回路を設けて,ICチップ内の情報を容易には解析できないようにする。
正しいです。
耐タンパ性を高める対策です。 - 利用者認証にICカードを利用している業務システムにおいて,退職者のICカードは業務システム側で利用を停止して,他の利用者が利用できないようにする。
機密性を高める対策です。
参考情報
分野・分類
分野 | テクノロジ系 |
大分類 | 技術要素 |
中分類 | セキュリティ |
小分類 | 情報セキュリティ対策 |
出題歴
- AP 令和3年度春期 問46
- AP 平成29年度秋期 問44