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AP 令和3年度春期 問2

   

 桁落ちによる誤差の説明として,適切なものはどれか。

  1. 値がほぼ等しい二つの数値の差を求めたとき,有効桁数が減ることによって発生する誤差
  2. 指定された有効桁数で演算結果を表すために,切捨て,切上げ,四捨五入などで下位の桁を削除することによって発生する誤差
  3. 絶対値が非常に大きな数値と小さな数値の加算や減算を行ったとき,小さい数値が計算結果に反映されないことによって発生する誤差
  4. 無限級数で表される数値の計算処理を有限項で打ち切ったことによって発生する誤差

解答・解説

解答

 ア

解説

  1. 値がほぼ等しい二つの数値の差を求めたとき,有効桁数が減ることによって発生する誤差
    適切です。
    桁落ちによる誤差の説明です。

  2. 指定された有効桁数で演算結果を表すために,切捨て,切上げ,四捨五入などで下位の桁を削除することによって発生する誤差
    丸め誤差による誤差の説明です。

  3. 絶対値が非常に大きな数値と小さな数値の加算や減算を行ったとき,小さい数値が計算結果に反映されないことによって発生する誤差
    情報落ちによる誤差の説明です。

  4. 無限級数で表される数値の計算処理を有限項で打ち切ったことによって発生する誤差
    打切り誤差による誤差の説明です。

参考情報

分野・分類
分野 テクノロジ系
大分類 基礎理論
中分類 基礎理論
小分類 離散数学
出題歴
  • AP 令和3年度春期 問2
  • AP 平成31年度春期 問2
  • FE 平成27年度春期 問2
  • AP 平成25年度秋期 問2
  • FE 平成22年度秋期 問2

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