信頼性設計においてフールプルーフを実現する仕組みの一つであるインタロックの例として，適切なものはどれか。
- ある機械が故障したとき，それを停止させて代替の機械に自動的に切り替える仕組み
- ある条件下では，特定の人間だけがシステムを利用することを可能にする仕組み
- システムの一部に不具合が生じたとき，その部分を停止させて機能を縮小してシステムを稼働し続ける仕組み
- 動作中の機械から一定の範囲内に人間が立ち入ったことをセンサが感知したとき，機械の動作を停止させる仕組み
解答
エ
解説
フールプルーフとは、利用者が操作を誤っても危険が生じない、またはそもそも操作を誤らせないような設計のことです。
インタロックはフールプルーフ一種で、一定の条件が整わないと他の動作（または次の動作）ができないような機構のことです。
- ある機械が故障したとき，それを停止させて代替の機械に自動的に切り替える仕組み
フォールトトレランスを実現する仕組みです。 - ある条件下では，特定の人間だけがシステムを利用することを可能にする仕組み
フェールセーフに近い仕組みです。 - システムの一部に不具合が生じたとき，その部分を停止させて機能を縮小してシステムを稼働し続ける仕組み
フェールソフトを実現する仕組みです。 - 動作中の機械から一定の範囲内に人間が立ち入ったことをセンサが感知したとき，機械の動作を停止させる仕組み
適切です。
参考情報
分野・分類
| 分野 | テクノロジ系 |
| 大分類 | コンピュータシステム |
| 中分類 | システム構成要素 |
| 小分類 | システムの構成 |
出題歴
- AP 令和3年度秋期 問13
