暗号方式に関する記述のうち,適切なものはどれか。
- AESは公開鍵暗号方式,RSAは共通鍵暗号方式の一種である。
- 共通鍵暗号方式では,暗号化及び復号に同一の鍵を使用する。
- 公開鍵暗号方式を通信内容の秘匿に使用する場合は,暗号化に使用する鍵を秘密にして,復号に使用する鍵を公開する。
- ディジタル署名に公開鍵暗号方式が使用されることはなく,共通鍵暗号方式が使用される。
解答
イ
解説
- AESは公開鍵暗号方式,RSAは共通鍵暗号方式の一種である。
AESは共通鍵暗号方式,RSAは公開鍵暗号方式の一種です。 - 共通鍵暗号方式では,暗号化及び復号に同一の鍵を使用する。
適切です。
共通鍵と呼ばれる所以です。 - 公開鍵暗号方式を通信内容の秘匿に使用する場合は,暗号化に使用する鍵を秘密にして,復号に使用する鍵を公開する。
通信内容の暗号化に利用する場合は、暗号化に使用する鍵を公開して,復号に使用する鍵を秘密にします。 - ディジタル署名に公開鍵暗号方式が使用されることはなく,共通鍵暗号方式が使用される。
ディジタル署名では公開鍵暗号方式を使用します。
参考情報
分野・分類
分野 | テクノロジ系 |
大分類 | 技術要素 |
中分類 | セキュリティ |
小分類 | 情報セキュリティ |
出題歴
- AP 令和2年度秋期 問42
- AP 平成29年度秋期 問41