正の整数の10進表示の桁数Dと2進表示の桁数Bとの関係を表す式のうち,最も適切なものはどれか。
- D ≒ 2log10B
- D ≒ 10log2B
- D ≒ Blog210
- D ≒ Blog102
解答
エ
解説
ある正の整数をnとすると
10D−1 ≦ n < 10D 2B−1 ≦ n < 2B
であるため
10D ≒ 2B
が成り立ちます。
この式ついて常用対数を取ると
log1010D ≒ log102B
D ≒ Blog102
となるため、エが正解です。
正の整数の場合、10進数の桁数は2進数の桁数より小さくなります。
(D ≦ B 1の場合のみ同じ)
それが成り立つのは、エしかありませんので、消去法でも解答可能です。
参考情報
分野・分類
分野 | テクノロジ系 |
大分類 | 基礎理論 |
中分類 | 基礎理論 |
小分類 | 離散数学 |
出題歴
- AP 令和2年度秋期 問1