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AP 令和元年度秋期 問45

 

 虹彩認証に関する記述のうち,最も適切なものはどれか。

  1. 経年変化による認証精度の低下を防止するために,利用者の虹彩情報を定期的に登録し直さなければならない。
  2. 赤外線カメラを用いると,照度を高くするほど,目に負担を掛けることなく認証精度を向上させることができる。
  3. 他人受入率を顔認証と比べて低くすることが可能である。
  4. 本人が装置に接触したあとに残された遺留物を採取し,それを加工することによって認証データを偽造し,本人になりすますことが可能である。

解答・解説

解答

 ウ

解説

 虹彩認証は、瞳孔の周囲にある虹彩のパターンを利用した認証方式であり、バイオメトリクス認証の一種です。

 

  1. 経年変化による認証精度の低下を防止するために,利用者の虹彩情報を定期的に登録し直さなければならない。
    虹彩は、経年変化が小さいため再登録の必要性は低いです。

  2. 赤外線カメラを用いると,照度を高くするほど,目に負担を掛けることなく認証精度を向上させることができる。
    顔認証に関する記述です。

  3. 他人受入率を顔認証と比べて低くすることが可能である。
    正しいです。虹彩認証は顔認証と比べて厳格に個人を判別できるため、他人受入率を低く設定できます。

  4. 本人が装置に接触したあとに残された遺留物を採取し,それを加工することによって認証データを偽造し,本人になりすますことが可能である。
    指紋認証等に関する記述です。虹彩認証は非接触であり遺留物を採取できるものではありません。

参考情報

分野・分類
分野 テクノロジ系
大分類 技術要素
中分類 セキュリティ
小分類 情報セキュリティ対策
出題歴
  • AP 令和元年度秋期 問45

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