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AP 平成30年度春期 問44

 

 パケットフィルタリング型ファイアウォールのフィルタリングルールを用いて,本来必要なサービスに影響を及ぼすことなく防げるものはどれか。

  1. 外部に公開していないサーバへのアクセス
  2. サーバで動作するソフトウェアの脆弱性を突く攻撃
  3. 電子メールに添付されたファイルに含まれるマクロウイルスの侵入
  4. 不特定多数のIoT機器から大量のHTTPリクエストを送り付けるDDoS攻撃

解答・解説

解答

 ア

解説

 パケットフィルタリング型ファイアウォールは、予め定めた送信元/先IPアドレス通信プロトコルポート番号等のみの通信を許可するものです。

 

  1. 外部に公開していないサーバへのアクセス
    正しいです。

  2. サーバで動作するソフトウェアの脆弱性を突く攻撃
    正規のアクセスで攻撃された場合は、パケットフィルタリング型ファイアウォール防ぐことができません。

  3. 電子メールに添付されたファイルに含まれるマクロウイルスの侵入
    パケットフィルタリング型ファイアウォールでは、添付ファイルの内容までは検査できないため、防ぐことができません。

  4. 不特定多数のIoT機器から大量のHTTPリクエストを送り付けるDDoS攻撃
    通信自体は正規のものであるため、パケットフィルタリング型ファイアウォール防ぐことができません。

参考情報

分野・分類
分野 テクノロジ系
大分類 技術要素
中分類 セキュリティ
小分類 セキュリティ実装技術
出題歴
  • AP 平成30年度春期 問44

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