第1類の危険物を貯蔵保管する施設の構造、設備及び容器等について、次のA〜Eのうち危険物の性状に照らして適切でないものの組合せはどれか。
- 棚に転倒防止策を施した容器収納庫に第2類の危険物と同時に貯蔵する。
- 防爆構造でない照明装置や換気設備を設置する。
- 収納容器が落下した場合の衝撃防止のため、床に厚手のじゅうたんを敷く。
- 危険物用の消火設備として、乾燥砂を設置する。
- 容器は、金属、ガラスおよびプラスチック製とし、ふたが容易にはずれないように密栓する。
⑴ AとC
⑵ AとD
⑶ BとC
⑷ BとE
⑸ DとE
解答・解説
解答
⑴
解説
- 棚に転倒防止策を施した容器収納庫に第2類の危険物と同時に貯蔵する。
第1類は強酸化性のため、酸化しやすい第2類と同時に貯蔵するのは、不適切です。 - 防爆構造でない照明装置や換気設備を設置する。
適切です。 - 収納容器が落下した場合の衝撃防止のため、床に厚手のじゅうたんを敷く。
可燃物との接触は避けるべきですので、じゅうたん(可燃物)を敷くのは不適切です。 - 危険物用の消火設備として、乾燥砂を設置する。
適切です。 - 容器は、金属、ガラスおよびプラスチック製とし、ふたが容易にはずれないように密栓する。
適切です。