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衛生管理者 労働衛生(非有害業務)⑧

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 出血及び止血法に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

⑴ 体内の全血液量は、体重の約8%で、その約3分の1を短時間に失うと生命が危険な状態となる。

⑵ 止血法には、直接圧迫法、間接圧迫法などがあるが、一般人が行う応急手当としては直接圧迫法が推奨されている。

⑶ 静脈性出血は、傷口からゆっくり持続的に湧き出るような出血で、通常、直接圧迫法で止血する。

⑷ 止血帯を施した後、受傷者を医師に引き継ぐまでに1時間以上かかる場合には、止血帯を施してから1時間ごとに1〜2分間、出血部から血液がにじんでくる程度まで結び目をゆるめる。

⑸ 止血を行うときは、処置者の感染防止のため、ビニール手袋を着用したりビニール袋を活用したりして、受傷者の血液に直接触れないようにする。

 

 

解答

 ⑷

解説

⑴ 体内の全血液量は、体重の約8%で、その約3分の1を短時間に失うと生命が危険な状態となる。


⑵ 止血法には、直接圧迫法、間接圧迫法などがあるが、一般人が行う応急手当としては直接圧迫法が推奨されている。


⑶ 静脈性出血は、傷口からゆっくり持続的に湧き出るような出血で、通常、直接圧迫法で止血する。


⑷ 止血帯を施した後、受傷者を医師に引き継ぐまでに1時間以上かかる場合には、止血帯を施してから1時間ごとに1〜2分間、出血部から血液がにじんでくる程度まで結び目をゆるめる。
止血帯を施した後、医師に引き継ぐまでに時間がかかる場合は【30分ごと】に止血帯を緩めて血流の再開を図る

⑸ 止血を行うときは、処置者の感染防止のため、ビニール手袋を着用したりビニール袋を活用したりして、受傷者の血液に直接触れないようにする。