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G検定 公式例題 機械学習の具体的手法③

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 以下の空欄に最もよく当てはまる選択肢を1つずつ選べ。

 分類問題にはさまざまな性能指標がある。ここでは,サンプルを陽性(Positive)と陰性(Negative)の2クラスに分ける2値分類を考える。(ア)は単純にサンプル全体のうち,予測が正解したサンプル数の比を取ったものである。また,偽陽性(False Positive, FP)を減らすことを重視する場合には(イ)を,逆に偽陰性(False Negative, FN)を減らすことを重視する場合には(ウ)を採用することが望ましい。しかし,この両者はトレードオフの関係にあることから,それらの調和平均を取った(エ)が利用されることも多い。

  1. 正答率
  2. 実現率
  3. 協調率
  4. 調和率
  5. 適合率
  6. 再現率
  1. f値
  2. p値
  3. t値
  4. z値

【出典】JDLA公式HP 例題

解答・解説

解答

 (ア)1 (イ)6 (ウ)5 (エ)7

解説

 分類問題の性能指標に関する知識を問う問題です。適切に穴埋めすると次の通りになります。

 分類問題にはさまざまな性能指標がある。ここでは,サンプルを陽性(Positive)と陰性(Negative)の2クラスに分ける2値分類を考える。 正答率 は単純にサンプル全体のうち,予測が正解したサンプル数の比を取ったものである。また,偽陽性(False Positive, FP)を減らすことを重視する場合には 再現率 を,逆に偽陰性(False Negative, FN)を減らすことを重視する場合には 適合率 を採用することが望ましい。しかし,この両者はトレードオフの関係にあることから,それらの調和平均を取った f値 が利用されることも多い。