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G検定 人工知能研究の歴史①

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 以下の文章を読み、空欄(ア)〜(ウ)に最もよく当てはまる選択肢を1つ選べ。

 過去に2度、AI研究のブームが起こったが、周囲の過剰な期待に現実的な進展が追いつかないまま終焉を迎えた。第1次AIブームの時代は、(ア)で問題を解く時代であったが、それでは迷路やパズルといった(イ)しか解くことができず、適用範囲が狭いことが課題だった。第2次AIブームでは、(ウ)の登場により、適用範囲は広がったが、知識を明示的な形で記述することの難しさを解決できなかった。

アの選択肢
  1. 設計や構築
  2. 探索や推論
  3. 認識や検出
  4. 分類や回帰
イの選択肢
  1. フレーム問題
  2. チューリングテスト
  3. トイ・プロブレム
  4. A/Bテスト
ウの選択肢
  1. ディープラーニング
  2. コグニティブコンピューティング
  3. 機械学習
  4. エキスパートシステム

解答・解説

解答

 ア:2 イ:3 ウ:4

解説

 適切に穴埋めした文章は、次の通りです。

 過去に2度、AI研究のブームが起こったが、周囲の過剰な期待に現実的な進展が追いつかないまま終焉を迎えた。第1次AIブームの時代は、(探索や推論)で問題を解く時代であったが、それでは迷路やパズルといった(トイ・プロブレム)しか解くことができず、適用範囲が狭いことが課題だった。第2次AIブームでは、(エキスパートシステム)の登場により、適用範囲は広がったが、知識を明示的な形で記述することの難しさを解決できなかった。

第1次ブーム

 1950年代後半〜1960年代頃、コンピュータによる推論・探索の研究が進んだ時代です。推論・探索の時代と言えます。

第2次ブーム

 1980年代頃、専門知識を溜め込んだ実用的なシステム(エキスパートシステム)が多く作られた時代です。知識の時代と言えます。